2024年9月11日放送『水曜日のダウンタウン』では、「ロケで習った護身術、翌日暴漢に襲われたら一応繰り出そうとする説」が検証されました。
ターゲットには、お笑いトリオ『ぱーてぃちゃん』の信子,あ~しらきなど、女性芸人も選ばれました。
それで、また炎上しています。
暴漢に襲われたという事実は変わらない。
もはや、ドッキリとはいえない
ドッキリにしてはやりすぎ!
コンプライアンスどうなってるの?
『水曜日のダウンタウン』の説は、いった誰が考えているのでしょうか?
*なぜ、炎上すると分かっているような説を検証するのでしょうか?
※…過去に『イッテQ』でも同様の内容が放送され、やはり炎上している。芸人のあさこさんが暴漢に拉致られスーパーヒーローが助けにくるというドッキリだった。
水曜日のダウンタウン|暴漢でまた炎上w説誰考えてるの
『水曜日のダウンタウン』演出・プロデューサーの、藤井健太郎さん。※決定権
会議で話しながらまとめていって、最終的な決定を藤井健太郎さんが行う、という流れ。
※TBS公式サイトより確認
まずは、アイディアの生み出し方についてうかがいます。『水曜日のダウンタウン』の説はどうやって決めているのでしょうか?
https://innovation.tbs.co.jp/neo_interview/714/
藤井 最終的な決定はもちろん僕が行っていますが、会議で話しながらまとめていく感じが多いですかね。やっぱり誰かの気持ちがちゃんと乗ったものじゃないとおもしろくならない気はしています。
▼藤井健太郎さんのXからも、藤井健太郎さんが『水曜日のダウンタウン』の説を考えているだろうことが、うかがえますね。
藤井健太郎さんは『水曜日のダウンタウン』の他にも、
・『クイズ☆正解は一年後』
・『 オールスター後夜祭 』
・『大脱出 』
・『 芸人キャノンボール』
などのディレクターを務めています。
(本人Instagramより確認)
パネラー芸人が説を考えているわけではない
パネラー芸人が、『水曜日のダウンタウン』の説を考えているわけではありません。
パネラー芸人(プレゼンター)が、『水曜日のダウンタウン』の説を考えていると、思われがちですが…
与えられた説を面白おかしくプレゼンする、というのが、彼らに与えられた使命のようです。
「ロケで習った護身術、翌日暴漢に襲われたら一応繰り出そうとする説」のパネラーは、みなみかわさんでした。
が、みなみかわさんは、関係がないということですね。
水曜日のダウンタウン「ロケで習った護身術、翌日暴漢に襲われたら一応繰り出そうとする説」感想
オンエアされたので見てみましたが…、
かわいそうでした。
想像以上でしたね。
特にやはり女性2人(信子とあ~しらき)が、かわいそうに感じましたね。
両者、すごく怯えていて、泣いてしまっていました。
信子さんは、ネタばらし後、泣きながら怒っていました。
視聴者からは、「よく怒った!」とコメントが。
あ~しらきさんに至っては、ネタバレ映像は無しでしたが…
あの中で、
2人が護身術を繰り出したのは、
本当にすごい。
恐怖のあまり動けなくなってしまっていても、
おかしくないシーンでした。
しかしトラウマものでしょう。
ドッキリ関係なくとも、
知らない男性に背後から抱き付かれたり、
腕をつかまれたりするだけでも、
いやなものですよね。
チャンス大城さんに至っても、
元々のキャラクターも相まって笑いになっていましたが…
あそこまで取り乱していたところを見ると、
トラウマになってもおかしくないですよね。
毅然としていましたが、きしたかのさんもしかり。
しかしチャンス大城さんに関していえば、
「良い人」と好感度が上がっていたようなので、
恐怖体験をしただけの報いはあったのでしょうか。
見ている方も笑えないと、
演者が炎上することはなくても、
得することもないような気がしますね。
しかし創作側が、
それがどれだけ恐怖体験か、
想像することは難しいのでしょうね。
普段、彼らがこれらのようなドッキリを仕掛けられる経験は当然ないでしょうから。
実際に暴漢に襲われた経験がある人であれば、
このような説を検証しようとはならないのではないでしょうか。
ドッキリは、
ネタばらしされたときに、
ターゲットが自然と笑っちゃうくらいのものまでが、
許容範囲かもしれないですね。
視聴者の反応を見るに、
少なくとも女性を暴漢に襲わせるという検証は、
今回の検証で最後なのではないか、
という気がしました。
水曜日のダウンタウン|暴漢でまた炎上wコンプライアンスどうなってるの
コンプライアンスチェックの会議がある。
『水曜日のダウンタウン』にも一応、コンプライアンスチェックの会議はあるようです。
当然、といえば、当然ですが、
しかし昔は、コンプライアンスの部分も、主体となって自分自身で意思決定を行う部分が大きかったのだそうです。
コンプライアンス面に対する世間の目は年々厳しくなっていますから、
そうなるのも自然の流れなのでしょう。
毎回攻めている印象の『水曜日のダウンタウン』ですが、
昔に比べれば、
ラインを踏み越えるものが出る可能性はかなり減っているということです。
芸人さんがかわいそう?
やっぱりかわいそう。
かわいそうかどうかといえば、やはりかわいそうに感じます。
感情的な部分になるので、
どう感じるかは、
人によると思いますが。
結果(反響)が全てかもしれないですね。
それで後に仕事もお金も入ってきて、
マズローの欲求5段階説によればトップにある承認欲求も満たされるなら、
安いものかもしれません。
ですが、芸人さんや、
制作側はどう感じているのでしょうか?
まず、制作側は、
"ドッキリNG"を出している芸人にはしかけていない
ということで、
大きな合意の元で行っている
少なくとも当事者間ではお互いに問題のない範囲で行っている
のだそうです。
それにしたってやりすぎだ、
という視聴者の声が聞こえてきそうですが…
契約上、何の問題もない、といった、ビジネス的な部分になるのですかね。
ただ恐らく、
これ系はダメでこれ系はOKだとか、そういう細かな指定はできなそうですよね。
芸人さんの多くは恐らくドッキリがいやなのでしょうが、
売れる為には、
おいしくなる為にはやるしかない!
というモチベーションなのでしょうね。
当たり前のことを言うようですが。
そして売れてドッキリに出る必要がなくなると、
NGを出すようになる。
ということなのでしょうね。
それだから、
ドッキリは基本的には若手にしか仕掛けられない、ということですよね、きっと。
ですがなんだかこう書いてみると、
枕営業も彷彿とさせますね。
いやだけど、売れたいから、やる。
いつの日か、
ドッキリ全般がNGになる日もやってくるのかもしれませんね。
『水曜日のダウンタウン』は人気芸人を世に送り出している
『水曜日のダウンタウン』には、
次々と人気芸人を世に送り出している印象があります。
最近でいえば、フリーで活動中のピン芸人のひょうろくが、『水曜日のダウンタウン』にドッキリ仕掛けられ、ウケ続けることで、ブレイクしたのが記憶に新しいです。
ひょうろくを地上波で起用していたのは、『水曜日のダウンタウン』くらいでしたね。
『水曜日のダウンタウン』は、
なんでも番組側が悪く見えるように制作しているのだそうで。
出演者が炎上することは、基本的にないということです。
確かに、
「芸人さんがかわいそう」
と、番組側が炎上することはあっても、
出演者が野次られることはあっても、
炎上している印象はないですね。
見せ方が上手だということはもちろんですが、
出演者に対する愛情を感じますよね。
水曜日のダウンタウンは大人気バラエティ番組
『水曜日のダウンタウン』は、大人気バラエティ番組で、2024年には10周年を迎えました。
番組を観ていて、批判はあっても、結局は来週の放送を楽しみにしている。
そういうバラエティ番組なのではないでしょうか、『水曜日のダウンタウン』は。
それくらい、『水曜日のダウンタウン』は、毎回毎回真新しい企画で、我々を楽しませてくれていますよね。
制作側の手が掛かっていることを感じます。
攻めた企画が多いので、
「昔のバラエティ番組は良かった」と昔を懐かしむ視聴者のモヤモヤも満たしてくれるような、バラエティ番組のようです。
しかし藤井健太郎さんは、
「不謹慎」だという批判も言わんとすることはもちろんわかります。「本人がよくても、それを見て誰かが真似したらどうするんだ」とか、そういうものを世の中的に「有り」にしてしまうことのデメリットもあるだろうし。だから難しいなとは思っています。
https://tokion.jp/2021/12/29/interview-kentaro-fujii/
とも語っており、葛藤の中で面白い企画を生み出していることが分かります。
当然考えなしにやっているわけではないので、10年続くような、面白い企画が次々と生み出されているのでしょう。
個人的にはずっと続いてほしいバラエティ番組です。
次週も今から楽しみですね。
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