ひでじい。
それは、国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』に出てくる花輪くんのスマートなお世話役です。
そんなひでじい、過去には中々波乱万丈の人生を送ってきたようです。
中でも、戦争に行った経験があるというのは、ショッキングな過去でした。
当記事には、ひでじいが体験した戦争エピソードや若い頃の画像、本名や年齢について、まとめています。
- ひでじいの本名
- ひでじいの年齢
- ひでじいの家族(妻・子ども)
- ひでじいの過去
- ひでじいと花輪家
- ひでじいの戦争エピソード
- ひでじいの若い頃の画像
- ひでじい死去説とは何か
ひでじいプロフィール(本名/年齢/家族/声優)
本名:西城秀治(さいじょうひでじ。まる子のお姉ちゃんが大好きな西城秀樹と一字違い)
年齢:68歳
花輪クンのお世話をする人。
出展:ちびまる子オフィシャルサイト(https://chibimaru.tv/about/chara/)
花輪クンが車で移動する時はいつもその車を運転する。
誰に対してもれいぎ正しく、優しい人。
花輪クンの家で45年間も働いていて、花輪クンからはとても信頼されている。
好きな食べ物はグラタン、和食。
家族:妻としこ(享年52)、娘春子(42歳)
ヒデじいは、
「じいや」て呼ばれるから、
もっとおじいちゃんなんだと思ってたよ
ひでじいの戦争エピソード(あらすじ・何話?)
何話?
シーズン1エピソード28 – 「ヒデじいの人生」の巻
(1995年7月16日放送)
管理人はAmazonのアニメタイムズで視聴しました(※投稿日時点)
「ヒデじいの人生」あらすじ
昭和16年に、太平洋戦争が始まりました。
ひでじいにも、昭和18年になると、赤紙が届きました。
ひでじいと、妻のとしこ、はるこは、泣く泣く別れを告げました。
それから2年。
日本は今日にも降伏するのではないか、というところにきていました。
当時49歳のひでじいは、20歳のひらおかと共に行動していました。
ひらおかには、みつこという婚約者がいます。
ふたりは、地に伏せているところでしたが、見張りの敵兵がやってきた為に、知らない間に、敵地に入り込んでしまっていたことに気が付きます。
ひらおかはひでじいに、
“自分にはひでさんのように妻や子どもはいないので、自分が囮になるのでその間にひでさんは逃げてほしい”
と伝えると、立ち上がって敵兵に見つかろうとしました。
ひでじいは驚き、立ち上がりかけた、ひらおかの腕をつかんで抑制しました。
すると敵兵はふたりの存在に気が付き、銃を乱射し始めました。
ふたりは、弾が当たらないように祈る他ありません。
弾が、ふたりに当たることはありませんでした。
しばらくして敵兵がいなくなると、ふたりは緊張の糸を解きました。
「こういうのは年功順だ。ひらおかにも婚約者と親がいるだろう」
「ひでさんを置いてひとり逃げれせんよ。見くびらないでください」
「わたしもそれは同じことだ。死ぬときは一緒だ」
ふたりが歩きながら話していると、背中から声が掛けられしました。
「両手を上げろ!」
先程の敵兵が戻ってきたのでした。
ふたりは、まんまと敵兵の”もう帰った”と思わせる演技に騙されてしまったのでした。
ふたりは両手を上げました。
「あの世で会おう」ひでじいが死の覚悟をして、ひらおかに声を掛けたそのとき。
爆音がして、見ると、敵兵は倒れていました。
敵兵は地雷を踏んだのです。
敵兵は倒れたまま、ポケットから愛する女性の写真を取り出すと、何か別れの挨拶を呟いて、動かなくなりました。
「自分の陣地なのに、ドジだな」ひでじいは、悲痛の面持ちでした。
しかしふたりに感傷に浸っている猶予はありません。
急いでその場から離れました。
そして昭和20年8月15日。戦争は終わりました。
ひでじいと家族は、こうして感動の再開を果たしました。
この物語はフィクションですが、本当のフィクションだとも言い難いですよね。
当時、これと似たような話はありふれていた、もとい現在でもいるのでしょうから。
戦争の虚しさを伝えてくれる、ひでじいの壮大な過去の物語でした。
敵も味方も、大好きな人のことを思う気持ちは同じでしたね。
敵兵の大切な人が、黒髪に黒目、小さい鼻と、日本人のような容姿をしているところも、ポイントなのでしょう。
ひでじいと花輪家の歴史(あらすじ・何話?)
何話?
シーズン1エピソード27 – 「ヒデじいのお見舞いに行く」の巻
(1995年7月9日放送)
管理人はAmazonのアニメタイムズで視聴しました(※投稿日時点)
「ヒデじいのお見舞いに行く」あらすじ
ひでじいは、45年前、大学卒業してすぐ、23歳のときに花輪家にやってきました。
優秀で礼儀正しいひでじいは、ご主人様(花輪くんのおじいさんに当たる)に可愛がられていました。
それに、「ヒデ様」と呼ばれ、女性ファンが多かったのです。
後にひでじいの奥さんとなるとしこ(花輪家で働いている。当時18歳)も、ひでじいのことが好きでした。
ひでじいもまた、としこが好きでした。
ふたりは両想いでしたが、ふたりの関係を良く思っていない人物がいました。
それが、コヤマタベゾウでした。
コヤマタベゾウは、花輪家の執事で、密かにとしこに想いを寄せていたのです。
ご主人様には、たいそう大切にしている壺がありました。
その壺とは、300年前にフランスの王族から花輪家に寄贈されたもので、値打ちが付けられない程に高価なものなのでした。
コヤマタベゾウは、その壺をわざと割ってしまうと、その罪をひでじいになすりつけました。
しかしコヤマタベゾウの思惑はすぐにばれてしまい、彼は全貯金と今後の給料で壺代を弁償していかなければならなくなりました。
この話は、「ツボワリタベゾウ」として今も尚花輪家に語り継がれているのだそうです。
そして昭和5年、ひでじいが24歳、としこが19歳のときにはふたりは晴れて結婚しました。
そして翌年には女の子の赤ちゃんが生まれ、春に生まれたので「春子」と名付けられました。
このときのひでじい、3年4組の担任の戸川先生に似てる…!
戸川先生も将来はひでじいみたいになるのかな
それから時は流れ、娘は嫁に行き、もともと体の弱かったとしこは風邪が元で肺炎になり、52歳で「幸せだった」とひでじいに感謝を告げて他界しました。
ひでじいは定年を迎え生きる希望を失っていましたが、そこに花輪くんが誕生し、主人から世話役を頼まれたことで、生きる希望を取り戻しました。
ひでじいにとって、花輪くんは天使であり、生きる希望なのだそうです。
ひでじい死去説とは
ひでじい死亡説ですが、
これは誤解で、”ひでじい違い”になります。
セレッソ大阪は27日、同クラブの選手寮長を務めていた秀島弘氏が同日朝、肺炎のため亡くなったと発表した。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6209107 C大阪、香川ら数々の選手を見守った名物寮長“秀じい”が死去
まる子も花輪くんもずっと小学3年生で、年を取りません。
何回夏休みやバレンタインを迎えるのかと、
うらやましくなってしまいますよね。
ひでじいも当然年は取りません。
ずっとまる子達と一緒です。
コメント