インサイドヘッド2【あらすじネタバレ】短く簡単に結末まで。感想も

全世界で大ヒット公開中の『インサイドヘッド2』が2024年8月、日本でも公開となりました。

『インサイドヘッド2』は、
2015年に公開された『インサイドヘッド』の待望の続編です。

本記事にまとめてあること

・『インサイドヘッド2』のあらすじネタバレ
(※結末まで簡単に短く)

・『インサイドヘッド2』の感想

目次

インサイドヘッド2【あらすじネタバレ】本当に短く簡単に結末まで

インサイドヘッド2のあらすじネタバレを、本当に短く簡単に結末までまとめました。

ライリーは13歳、もうすぐ高校生です。

思春期を迎え、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの元に、新しい感情がやってきました。

シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシです。

しかし旧感情と新感情とでは折が合わず、すぐに対立するようになり、旧感情は、新感情たちによって瓶に閉じ込められしまい、感情司令塔の外へ追いやられてしまいました。

新感情は感情司令部に残り、シンパイをリーダーに感情操縦機を操縦します。

しかしライリーは先のことを心配する余り身の保身に走りすぎてしまい、大切な親友を、そして自分のことを傷付けてしまいます。

結果、ライリーはこれまで自分のことを「私は良い人」と思っていたのですが、「私は全然ダメ!」と思うようになりました。

ライリーは憧れのアイスホッケー強豪高校にスカウトされるかどうかが決まるの大事な試合でも、から回ってしまい、本領を発揮することができません。

シンパイは大パニックに陥り、収拾がつかなくなったところに旧感情たちが揃って現れます。

みんなで協力し、シンパイの暴走を止め、ライリーらしさを取り戻すことに成功しました。

本当のライリーらしさとは、「私は良い人」という偏ったものではなく、
「私は良い人」「私は全然ダメ」「私は良い友達」「私は悪い友達」といういろんなライリーがい合わさったものでした。

そこでヨロコビは気が付きます。

これまでヨロコビは自己判断で微妙と思う思い出は捨ててしまって、
特別だと思う思い出のみを特別扱いいてきたけれど、
どれもライリーらしさを作るのに大切な思い出だったのだということに、

その後ライリーは親友と和解し、
憧れの強豪校チームからもスカウトされました。

ライリーはうれしそうです。

インサイドヘッド2【あらすじネタバレ】短く簡単に結末まで

続いて、(あっさりしすぎている…ここまで短いのは求めていなかった…)という人の為に、もう少し詳しいあらすじを、ネタバレありで結末まで短く簡単に紹介していきます。

ライナーはもうすぐ高校生!13歳になりました。

感情の司令部も進化し、地下にライリーの泉ができました。

この泉に思い出の球を浮かばせると、そこから芽が出て茎となり、それらはやがてひとつになって、ライリーらしさとなる花を咲かせます。

ヨロコビは、例えばライリーが些細な失敗をしたときの思い出の球などは、いらないと判断し、司令塔の外にある思い出捨て場に送ってしまいます。

その代わり特別な思い出は泉に持っていって、花の一部にしました。

ライナーは思春期に突入します。

すると司令部に、新しいメンバーがやってきました。

シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの4人です。

シンパイは不安心、

イイナーは嫉妬心、

ダリィは倦怠感、

ハズカシは羞恥心を司っています。

すると、旧感情組と、新感情組とで、対立が始まります。

ライリーは、アイスホッケーの試合での活躍が認められ、アイスホッケー強豪校のコーチに声掛けられ、親友2人と強化合宿に招待されました。

ライリーはてっきり3人でそのアイスホッケー強豪校に進学すると思っていたのですが、
合宿当日、高校に向かう車の中で、
2人は実は他の高校に進むつもりでいることを知ります。

合宿中、
親友を大事にしたい旧感情組と、
先輩との付き合いを大事にして、高校生活に備えた方が良いと考える新感情組とで対立し始めてしまったのです。

新感情組は、ライリーはこれから成長して新しい自分に変わることが必要だと考えました。

それなので彼らは、これまでのライリーらしさをつくってきた花は不要であると考えました。

その花は「私は良い人」という自己肯定感をライリーにもたらしていたのですが、これを司令塔の外に捨ててしまうと、
旧感情組のことも、力づくで司令塔の外へと放り出してしまったのでした。

旧感情組は、思い出捨て場から花を見つけて司令塔に持ち帰ろうと奮闘します。

一方新感情組は、シンパイがリーダーとなって感情操縦機を操縦していました。

そうした結果、新しい花を咲かせることに成功します。

ですがその花は、「私は全然ダメ!」というライリーに自己否定感をもたらすシンパイの花でした。

そのような状態でライリーは、憧れの強豪チーム「ファイアーフォークス」にスカウトされるかどうかが決まる大事な試合に望むことになります。

ところがライリーは独りよがりのプレイをしてしまい、パスを回さなかったり、味方からボールを奪ってしまったり、敵チームのメンバーに体当たってしまって2分間の退場を喰らうなど、散々です。

シンパイはパニックに陥ります。

ペナルティボックスにいるライリーはというと、不安で頭がいっぱいで過呼吸気味になってしまっていました。

一方旧感情組は、
思い出捨て場に捨てられてきた球によって出来上がっていた思い出の球の山の雪崩を起こし、その流れにのることで、
その波に乗って、ライリーの泉まで戻ってきました。

そして司令部に上がっていくと、事の重大さを知り、みんなで力を合わせてなんとかシンパイの花を引っこ抜き、持ち帰った花と取り換えました。

シンパイはヨロコビに謝罪します。「感情がライリーらしさを決めたらいけなかった」

その言葉を聞いたヨロコビは何か思うところがあったようで、皆が驚く中せっかく取り換えた花を引っこ抜いてしまいました。

すると新たな花が咲きました。

それは、色々な色や形に変化する、いろんなライリーらしさを持った花でした。
ライリーの言葉が次々響きます。
「私はいい人」「私は全然ダメ」「私はいい友達」「私は悪い友達」

すると、ライリーはなんとか落ち着きました。

一時ペナルティボックスで過呼吸気味になっていたライリーに気が付いた友達が、ライリーとは喧嘩中だったにも関わらず、ライリーの元にやってきて「大丈夫?」と心配してくれました。

ライリーはそこで誠心誠意謝罪しました。「許してもらえなくても仕方がない。でも許してもらいたいと思ってる」

すると、友達は許してくれて、彼らは仲直りすることができました。

すると感情操縦機から、ヨロコビに呼びかけるように光の粒子が発されました。

「ヨロコビ、ライリーが呼んでる」

皆に促され、ヨロコビは感情操縦機を握ります。

新たな"自分らしさ"を手に入れたライリーは、
喜びいっぱいに、親友とのゲームを楽しみました。

そしてライリーは高校に進学、
見事憧れのチームにスカウトされたようです。

ライリーは、ロッカー内の鏡に映った自分のうれしそうな顔を目にするのでした。

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インサイドヘッド2【感想】

ライリーが可愛かったですね。

伝えたかったことは、
どんな思い出もあなたの大切な一部であり、
良い顔も悪い顔も持っていることが自然であり、
あなたの大切な人は、それらを全てひっくるめてあなたを愛してくれる。

ということかなと思いました。

そして思春期には感情に振り回されてしまうけれど、
最後ライリーが喜びを呼んだシーンでは、
ライリーが感情をコントロールしたということかなと思いました。

インサイドヘッド1では、
ヨロコビがカナシミを軽視していた様子が見られ、
どれも大切な感情なのと理解する―――というストーリーだったと思います。

それがインサイドヘッド2では、
感情はどれも大切だと分かっている上で、
今度は思い出もどれも大切なのだということを理解する―――というストーリーだったのではないかと思いました。

ストーリーの流れ的に、似ている、といえば似ていましたね。

成功体験は大事ですが、
それだけが大切な思い出だと言われたら、
振り返る限り我が人生はうまくいかないことの連続であるという人からしたらちょっと辛いですよね。

失敗したりうまくいかなかったりしたりする過去があるから、
感謝もできるし、
共感もできるし、
他人に優しくもできるし、
人間としての深みも出るのでしょう。

インサイドヘッド2が大ヒットの理由、それは、
この物語を観た全ての人が嫌な自分を受け入れてあげようかという気になって、
その結果、自己肯定感が高められることになることにあるのかもしれないですね。

観ていてあっという間で、
あと何分だろう?
なんて考える頭の隙を与えない映画でした。

素晴らしかったです。

子供にも安心して見せられる映画ですね。

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